20 万国博覧会と世界の切手館
日本の切手のコレクターは、ますます減少傾向にあり、殆どのコレクターは高齢の男性である。販売会に行っても、大半は7 0歳以上男性である。魅力がないから、新規のコレクターが育たない。その原因を確かめ、若い者たちが魅力を感じる世界を作る必要がある。
まず、何をするべきかといいうことであるが、日本国内のみならず海外との交流を深め、外国の切手の購入と売却ができる市場を作るべきである。万国博覧会こそ、最高の購入販売の機会であるのに、大阪府、日本政府や郵政省はそのような余裕はないのか、せっかくの機会であるのに何もしない。
世界の切手館を作り、各国の切手の自由な購入・売却を認めれば、少なくとも何万人かのコレクターは万博に出かけると思うがねえ。私も、持っている海外の切手を売りたいし、気に人っているシリーズの切手は購入したいのに、そのような機会は全くない。大阪万博には興味がないが、 こういうときこそ地味な趣味についても注目して活性化を図るべきではないであろうか。
これは、大阪万博の小型シート2種である。


