(教材)マネジメントスキル知っておきたい職場の雇用管理
管理・監督者が職場で従業員に対して指示命令や指導を行うには、労働法規や就業規則などに関する正しい知識を持つことが必要です。職場で必要とされる法律は労働法であり、その中心は労働三法といわれる労働基準法、労働組合法、労働関係調整法です。しかし、これらの労働法の条文だけを読んだのでは、職場内で正しい労働法規の適用を図り、労務管理を行うことはできません。
特に、労働者の価値観が多様化し、企業を取り巻く労務環境が大きく変化しつつある現代においては、職場の管理・監督者が「労働法の知識」を身に着けることで職場環境を整備し、職場のトラブルを解決したり、未然にトラブルを防止していかなければなりません。
このテキストは、労働法の実務知識や労務管理の基礎知識を理解することを意図したものです。
本テキストでは、職場における従業員の雇用管理の問題を取り扱い、労働契約、就業規則、採用から退職に至る過程での人事問題について解説します。また、職場での従業員の組合活動や労使関係などについての対応の仕方について述べてあります。どの項目も職場の労務管理を実施していくうえで欠かせないものばかりですので、労働法規の知識を正しく習得し、実践の場で活用してください。
書誌情報
発行年月日 | 2006 |
著者 | 外井浩志 |